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2.頑丈なビルが劣化するわけは?
 
 
ビルやマンションなどコンクリートの建造物は、良い原材料と良い施工に恵まれさえすれば、何百年という寿命を持ち得るものです。ところが現実には、建築後わずか10数年で「経年劣化」による修繕工事が必要とされ、かつては65年以上もつといわれたビルも、近年では30〜40年程度で寿命が尽きてしまいます。一般に「ビルの外壁リフォームは2回が限度」といわれますが、基材や工事技術の品質によっては、寿命はさらに早まるのが実情です。
この経年劣化の主な原因は、湿気や雨水などが大気中の炭酸ガス(CO2)と化合し、吸水・吸湿性を持つコンクリートの内部に浸入することで、基材を中性化させることにあります。つまり、本来は丈夫なコンクリートが湿気や雨水によって中性化し、鉄筋が腐食しやすい体質となり、そのため時間とともに割れ、欠け、浮き、爆裂、雨漏りなどをもたらすのです。
ローマのパンテオンが崩壊せずに現存しているのは、ローマが気候的に湿気の少ない土地柄であるうえに、内部に鉄筋が入っていないため鉄筋腐食が発生しないからです。たとえ、ひび割れ等で内部に湿気が入り込み、中性化が進んでも、もとの石灰岩に戻るだけ。むしろ人工的に練り固められたコンクリートよりも、頑丈な基材へと変質しているのです。
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